イタリア料理の真実　オステリア オオガミ

今日の賄いは僕が担当しました。メニューはスパゲティでスカルパリエッロ(靴磨き職人風)というユニークな名前の一皿です。靴磨き職人が道具を使って靴をキレイにするように、最後の一滴のオイルまでパンを使ってキレイにするほど美味しいという意からこの名前がきてるんだそうです。
どんなパスタかというと写真はこちら。
かなりシンプルなものです。

このようなトマトを使ったパスタ料理、カンパーニャ州特にサレルノにはかなり多くのバリエーションが存在します、スカルパリエッロひとつとっても様々な作り方があるのではないでしょうか。

僕のお店でのバージョンを簡単にご説明しましょう、

いたってシンプルです、アーリオ　オーリオ　エ　ペペロンチーノ

のトマト入りみたいなイメージでしょうか、でもこれだけシンプル

なものは逆に難しいです、ごまかしがききませんので。ポイントは

ニンニクのカットの仕方とオイルにバジリコやトマトの香りをいかに移すかとあとは凝縮感だと僕は思います。けっこうしっかりした

ソースなのでスパゲティなら太めのしっかりしたもの、ショートパスタならマカロニのお化けみたいなパッケリというパスタが相性
がよいかと思います、ディナーでは後者の方でよくお出ししてますので皆様お試しください(^-^)v
そのパッケリはこちら。
この料理無性に食べたくなるんですが僕のお店では珍しくニンニクを胃の中に入れるので美味しいんですけど
後でいつも後悔します、僕の胃がデリケートなのかわかりませんが
ニンニクを食すと胃がゲボってなってキュイ～ンってなります、ちょっとわかりにくいですがすごく辛くなるということです(>_<)
僕の身体が繊細にできてるということで今日の賄いですのコーナーを終了します。ありがとうございました♪