イタリア料理の真実　オステリア オオガミ

続けて今日の賄いですのコーナーです、今日はバレンタインデー、ということで賄いはKYが担当しました。僕が言うのもなんですが、今日のは完璧でした、まぐれかもしれませんが(笑)。素晴らしかった。それがこちら。とてもシンプルですが
タコとケイパーのラグー　スパゲティです。オイル、具材、それに対してのパスタの割合、よかったです。写真ではなかなか伝わりにくいですが。

僕がパスタ料理を作る時に気を付けていることは、主役はパスタだと言うこと。なので具材やソースの量がパスタに勝ってはいけません。なに食べてるかわからなくなるので。僕は基本的にこの考えで料理をするようにしてます。まず何を主役で食べて頂きたいか、そうすると必然的にお皿はシンプルなものになっていきます。
余計なものをお皿にのせないから。極力必要ないものはのせない。
だいたい三要素くらいにまとめるようにしてます、例えば、焼いた豚肉とローストしたジャガイモとサラダ、こういう感じでしょうか、これだけですがかなりの完成度です。

もう一点気を付けていることは食べ飽きさせない工夫をすること、
食べ飽きさせないというか途中からさらに加速するような工夫に注意してます、今日の賄いの前に僕は試作でパスタ一皿食べていたにも関わらずまた食べれたし、おかわり出来る勢いでした。こういうことも含めて今日のは完璧だったように思います(^^)v

目指すとこはここじゃないでしょうか、おかわり欲しいと思っていただく、腹いっぱいや思てもなんかわからんけど全部食べれた、みたいなとこがいい料理が出来てる証拠みたいなもんなんで、そう思ってもらえるようにこれから頑張っていきたいと思った今日の賄いでした。

ちなみ 試作のパスタがこちら。
マテ貝とペコリーノのパスタ、イタリア人の友達が作っていたのを見て真似てみました、少し怒られながらアドバイスももらいました。Grazie Fabri♪